トピックスの記事一覧

皮毛検査の薦め


2013/06/26

当院で慢性病、難治性疾患治療の際に必ず実施する検査です。

波動共鳴の原理に基づいたドイツ製医療機器(ドイツでは医療機器と正式に認定されています)と筋肉反射テスト(Oリングテストのようなもの)を併用して皮毛を分析し、体内に蓄積している有害物質(活性酸素、水銀などの重金属や化学物質、アレルゲン、潜伏している細菌、ウイルス、カンジダ菌、寄生虫など)や 不足している物質(ビタミン、ミネラル、ホルモン、脂肪酸、アミノ酸など)をチェックします。

さらに、血液検査や画像診断では見つけられない段階の臓器の不調を発見することも可能です。


当院では、慢性病や難治性疾患の治療は必ず二段階に分けて行います。

 【第一段階】 適切な排泄治療(いわゆるデトックス)

・重金属や有害化学物質、過剰な活性酸素の除去
・潜伏しているウイルス、細菌、カンジダ菌のクリアリング
・ホルモン、栄養的サポート

【第二段階】 本治療

これは標準医学的な診断に基づき、たとえば心臓疾患なら心臓を、肝臓疾患なら肝臓を、癌なら癌の、皮膚病なら皮膚の治療といった具合。
但し、標準治療だけではなくあらゆる代替医療を駆使して個々の病気にどのような治療法があっているのかを詳しく調べて行います。選択肢は手術、化学薬品、 化学療法だけではありません。漢方、ハーブ、ホメオパシー、ホモトキシコロジー、波動療法、栄養療法、ホルミシス療法、光線療法、高濃度ビタミンC、オゾ ン療法など、体に極力優しいものを探して行います

例えていうなら自転車の歯車。病気の状態を歯車が錆ついた状態だとイメージして下さい。この錆をまず落とし、油をさしておくというのが排泄治療です。錆が落ちると普通の力で十分回るようになります。自然治癒力にスイッチが入る状態です。

多くの場合、排泄治療を適切に行うと症状がかなり改善されます。
排泄治療をしてなお残っている症状が許容できる程度でない場合に、初めて本治療に入りま す。この場合、治療効果を妨げる問題点はすでに改善されているので、何もしないで本治療を行った時よりも治療に対する反応がよく、必要な漢方やハーブなど も最少量で最大の効果が期待できるのです。また、必要な漢方、ハーブなどの種類や容量、投与期間も個々に合わせて調整できるので無駄がありません。

次に錆ついたままで歯車を回すことをイメージしてみてください(標準治療)。普通の力では回りません。かなりの力が必要です。この力が薬剤や外科手術です。当然どんどん錆つきは進行して、それに伴って力も強くしていかなければなりません(薬の量、種類が増え、投与期間が長引き、場合により再手術が必要な 状態)。あるとき、歯車自体が折れてしまいます。それが、重大な副作用と云うことです。とはいえ、緊急性がある場合には排泄と本治療を同時に行うこともあります。


皮毛検査のお申し込みについて

皮毛検査は動物の毛がひとつまみあれば実施可能です。痛みや苦痛はほとんどありません。標準化された検査法ではありませんが、患者さんの手間と費用のわりには、得られる情報がとても多い検査です。

興味があり一度試してみたい方は、当院あてに動物の毛をお送りください。
後日結果を郵送いたします。いつもとは違った視点でいろんなことが見えてくるかもしれません。

また、健康のために何かサプリメントをとお考えの方も、必要なサプリメントがわかりますのでお勧めです。
皮毛検査希望の方は電話連絡の上、現金書留にて費用と皮毛、動物の情報を当院あてにお送りください。 動物の毛をひとつまみ、毛根がついた状態が良いのでハサミで切るのではなく、思い切ってピンセットなどでつまんで引き抜いてください。取った毛は銀紙に包みます。手で毛をつまむと飼い主さんの情報が毛についてしまうのでご注意ください。

【動物の情報】

種類(犬種、猫種など)、生年月日、性別、体重、去勢、避妊済みかどうか。
食事内容、ワクチン歴、同居動物、性格、既往歴、また、投薬中の方は診断名、薬の種類。
その他、気になることや症状があればお知らせください。

尚、結果について、対策や治療法などに関して詳しいカウンセリングなど希望の方は別途10,000円(税抜)が必要となります。 排泄治療など、詳しく理解していただくためには1時間ほどはかかります。標準治療はその都度検査ですが、我々はその都度時間をかけて病気と治療の本質を理解していただけるように話合いの時間を必要とします。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
カウンセリングの為の費用は初回のみです。また、こちらから強く薦めたりはしませんので、まずは気軽に検査だけ試してみるのがよいと思います。

玄米菜食に関する正しい知識


2013/06/25

最近の健康ブームにあおられて、代替医療、自然療法に関する情報はまさに玉石混交です。

健康食品の必要性をやたらと強調して売上を伸ばしたい側の人と、薬や西洋医学離れを阻止したい側の人による、自分たちに都合のよい情報の発信合戦を見ているようです。

本来ならば、関わりあいたくない話題ですが、あまりにひどい情報に関して、例をあげて少しだけ私見を述べたいと思います。

あくまでも私見です。エビデンスに基づくものではありません。


例1)玄米食は危ない?!

玄米は天地の恵みですよ。 理屈でなく、興味のある方は迷わず玄米食を実行してみて下さい。
まず、玄米と白米の違い。稲を収穫して脱穀してとれたものが玄米。
そして、玄米の外側を削って精米したものが白米。
削って出来た茶色の粉が米ぬかです。

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玄米が危険だとされる理由は、この米ぬかの部分に農薬や水銀、鉛、カドミウムなどの有害重金属が残留しているために、精米せずに食べると米ぬかの部分に含まれるこれらの有害物質を摂取してしまうからだということです。

そもそも、何故、玄米が体にいいのかが根本的にわかっていないのですね。 玄米食の真の意味とは? それは、玄米と白米を田んぼにまいてみれば一目瞭然です(正確には苗を作るのですが)。 玄米は、その表面に農薬が付着していようがいまいが発芽します。命という天地の気が凝集したものが生きた状態でつまっているからです。

白米はどうですか?農薬はついていないかもしれないけど、新しい命を芽吹くことは絶対にありません。命を失ってしまったからです。つまり、天地の気が抜けてしまっているのです。
玄米食の真の意味とは、まさにこの玄米のもつ命を通して天の気、地の気をいただくことにあるのです。玄米のひと粒ひと粒に命を感じていたからこそ、昔の人は一粒のお米も粗末にしなかったのです。


玄米の一般的健康増進作用

1)玄米は白米よりもビタミン、ミネラル、食物繊維、脂質にたんぱく質を多くんだ完全栄養食です。ばかばかしい話ですが、玄米から米ぬかの部分を精米して除去し、できた米ぬかを原料にしてビタミンなどのサプリが作られているのをご存知ですか? 最近では米ぬか石鹸や米ぬかの化粧品もあります。米ぬかの部分が有害どころかいかに有用であるかの証拠です。

2)白米を主食にすると、一日に何十品目もの食材を食べなければなりませんが、玄米が主食であればその必要もありません。 また、玄米に多く含まれるフィチン酸は有害重金属と結合して体外に排泄する働きをします。必要なミネラルで体が満たされていると、有害なミネラル(重金属 など)は体内に蓄積せずに排泄されることもわかっています。土壌劣化の問題はありますが、白米に比べ玄米にはミネラルが豊富です。

3)いわゆる腸内の悪玉菌の繁殖を抑え、善玉菌を増やし腸内細菌のバランスを良好に保ちます。善玉菌は腸粘膜のバリア機能を強化し、有害物質や細菌による腸粘膜の障害から腸を守ります。

4)玄米に豊富に含まれる食物繊維によって、便通が促進され便秘が改善されます。 便こそ有害物質の塊。便秘により本来排泄されるべきものがいつまでも体内に停滞していることによる悪影響は、玄米に付着している有害物質の比ではありません。 便秘を軽く考えてはいけません。便秘により腸内に停滞した便は有害物資の塊であり発生原です。

5)生きている私たちの体は正直です。天地の気を含む食べ物を食べると体が満足して必要以上に大食にはなりません。が、気が満たされないような食べ物をい くら食べても体が満たされないので、次から次に食べ物を求めます。物理的に胃の許容量いっぱいになるまで食べてしまいます。気の抜けた燃えカスのようなも のばかり食べるために過食症になるのです。


以上、大まかにお話しさせていただきました。深いことを言うと、一冊の本になってしまいますので割愛させていただきましたが、これだけでも、いかに玄米は 危険だという情報が意図的に玄米の悪い面だけに皆さんの注目を集めようとした、作為的な情報であることかがお分かりいただけると思います。

真理は単純明快です。

普通に考えて、玄米が危険とは思わないでしょう。
小さな頭で考えるからややこしいことになるのです。
不確かな情報に振り回されず、心の声に耳を傾けて下さい。

最後になりましたが、注意事項をひとつ。

体質やその時の体調によって、体が玄米を受け付けない場合があります。
それは、玄米が危険なのではなくて、その人のその状態には玄米があっていないということです。
体質改善には臨機応変な対応が最も大切で、そこを見極める必要があります。

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例2)野菜を食べすぎると癌になる?!

とある雑誌にでていた驚くべき記事です。
この記事によると、大地からはラドンやラジウムなどから自然放射線が放射されており、野菜にはこの自然放射線が吸収され放射線量が高くなってしまう。それを一定量以上食べてしまうと発がんのリスクが高くなるために危険であるとのことです。
どんなものでも、過ぎたるはなお及ばざるがごとしですので、量の問題はあるでしょう。


しかし自然放射線のような低線量放射線は発癌の危険性を高めるのではなく、むしろ体内の免疫を刺激して免疫力が増強し、がんに対する抵抗力を高めてくれる ことが医学的に証明されているのです。低線量放射線ホルミシス効果といいますが、実際の癌治療の現場にすでに応用され効果をあげているのです。当院でも実 施しています。民間レベルで低線量ホルミシス効果を利用した健康法として、岩盤浴やラジウム温泉、ラドン温泉などがあります。

ちなみに癌治療で有名な秋田県の玉川温泉の効果も自然放射線、つまりホルミシス効果によるものです。

ですから、不幸にしてこの記事で野菜に対する不安感を覚えてしまった方も、自然放射線下で生育した野菜による放射線障害のリスクはそれほど恐れなくてもよ いのではないでしょうか?ただ、農薬、重金属、寄生虫など、別の問題がありますが、少なくとも野菜を食べ過ぎると癌のリスクが高くなるという表現は適切で はなく、いたずらに野菜に対する不安感と誤解を招きます。

ゆえに、サプリメントで栄養補給するのが安全で好ましいような錯覚をおこさせます。

これも、大衆扇動、企業への利益誘導でしょうね。


topics_yasai_im1私はむしろ記事そのものよりも、この記事を読んで野菜は危険なんだと思い込んでしまう人の心の弱さに危うさを感じてしまうのです。

普通に考えて不自然(自然界の摂理に反しているという意味)な情報をみかけたら、うのみにせずに、疑うわけでもなく、ただ自然に違和感を感じる感性をなくさない事は大切です。

物事を正しく判断する心の逞しさ(生命力といってもよいでしょう)が、現代人には培われていない場合が多く、判断をマスコミの情報をもとにして行っていると、このての大衆操作を意図した情報が流されるとすぐに鵜呑みにしてしまうのです。

もし、これが事実なら草食動物はみな癌で死んでいるはずです。

何よりも、私たち自身が大地の上で生活しているのですから、野菜を介さなくても、大地に生活することそのもので癌の危険が高くなるということになってしまいます。

こんな単純な疑問が起こる前に現代人は不安感が先に立ってしまうようです。


最後に、なりましたが注意をいくつか。
ここで扱っているのは放射性同位元素からの自然放射線のことで、ジオパシックストレスのことではありません。ジオパシックストレス(大地の亀裂や地下の水脈、断層などからのネガティブな波動)は癌の原因に大いに関係していると思われます。

また、野菜は食べ方が最も重要です。
生or加熱の問題もありますが、一番肝心なのは体質に合わせたとり方です。
たとえば、一般的に冷え性の人が冬に生野菜など食べていても体がさらに冷えるだけで何のメリットもありません。(例外として、体質が陽極まっていて毛細血 管が収縮し血流が悪くなっている場合は一時的に末端の血流が改善し暖まる錯覚を起こすこともあるので注意が必要です。)
いずれ詳しくトピックスで考察しましょう。

自然療法、代替療法の実際


2013/06/24

当院では様々な代替療法、自然療法を実践しています。
その一番の動機は、とにかく動物たちに苦痛を伴わない治療を行うためです。本来あるべき治癒の邪魔をせずサポートするため。 自分が同じ状況になっても選択する治療を行うためです。
たとえ、病に斃れるとしても、少なくとも苦しみが最少で後悔のない幸せな気持ちで最後を自宅で迎えられるような治療を行うためです。

このところ、ホメオパシーが叩かれていますが、そうでなくとも雑誌や医学情報誌などを見れば常に何かしらの自然療法が危険であると叩かれています。
例えば自然療法Aで効果をあげている先生は自然療法Bの欠点をあげてAの方がよいという記事を書き、また自然療法Bで効果をあげている方は自然療法A、Cのこれまた欠点をあげてBがよいのだといった具合です。
皆さんが手にする雑誌にはこのような情報が溢れています。
読んだ皆さんはその時目に付いた情報に振り回されてしまいます。

そこで、皆さんにぜひ知っておいてもらいたい事実があります。
それは、誰にでも安全で同じ効果が出るような治療法などないということです。

どの治療法にも長所と短所があり、また個人のおかれた状況と体質も違います。
一番大切なことはその治療法が患者さんにあっているかどうかということです。
各治療法の短所を問題にすることにはたいした意味はありません。あらゆる治療に短所はあるのですから。

その治療法の持つ長所をいかに患者さんの状態に合わせるかということが重要なのです。
その治療法の持つ長所を体が欲している場合には短所を駆逐するのです。
そこを見極めるのが私たちの使命です。

メディアの情報では、短所を糾弾し、己の認める治療法の長所だけを強調します。 このような情報に振り回されてはいけません。 本当に大切なのは、各治療法のもつ長所の面を患者さんが必要としているかどうかを見極めることと、その長所をどう生かすかということです。

オーダーメイドな治療です。
当院で行っているのはまさにオーダーメイド療法(個別療法)です。
この治療法でなければだめということではなくて、どうすればいちばんよいかを一緒に考えていきましょう。

抗がん剤の限界と新しい展望


2013/06/23

まず、全ての癌にはその親分に当たる癌幹細胞があります。

癌幹細胞は、全く自分とおなじ癌幹細胞のコピー(仮に癌細胞A)と自分(癌幹細胞)が生存成長するのをサポートする細胞(癌細胞B)に分裂増殖します。
つまり、癌の病巣は、女王蜂としての癌幹細胞(癌細胞A)と働き蜂としての癌細胞Bの共同体なのです。

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癌細胞Bは抗がん剤や放射線などの治療によって効果的に死滅されるのですが、癌細胞A(癌幹細胞)は、CD44V遺伝子を持っているために、これらの治療に対して抵抗性を示し、死滅することはありません。

つまり、従来の抗がん剤や放射線治療は、癌幹細胞(癌細胞A)がターゲットになっているのではなく、癌細胞Bが主なターゲットになっていたのです。
そのために、一時的に腫瘍が退縮して治療に向かっているように見えてもやがて、再発してしまうのです。

癌幹細胞そのものをターゲットにした治療法はいまだに確立されてはおりません。

現在のところ、癌幹細胞をターゲットにした治療法(CD44V遺伝子の破壊)、または癌幹細胞と、それをサポートする細胞との連絡を遮断する治療法が研究されているところです。

そこで、そもそも何故癌になってしまったかのおおもとに帰って考えてみる必要があると思います。
治療法も大切ですが、癌という結果を引きつけてしまった原因にも、もっと真剣に向き合ってみる必要があります。
癌という種が発芽して定着してしまうような畑に自分の体がなっていたということに気がついてほしいのです。

癌が発芽して定着するのに好ましい体質を作ってしまう原因として、食事をはじめとした生活習慣。重金属をはじめとした有害物質の体内蓄積。バクテリアなど の長期にわたる感染。精神的なストレス。

電磁波、水脈等の生活環境や飲み水、さらには愚痴や悪口などの悪想念、霊的な問題なども今後は検討されるようにな るのではないでしょうか。

なかなか解消されない肥満、その本当の理由


2013/06/22
肥満症に関する医学的な説明は、皆さん十分な情報をお持ちだと思いますので詳しくはほかに譲ります。
ここでは、甲状腺に代表されるホルモンバランス、細胞内代謝、遺伝的素因、食事内容など医学的な検証はすでにしっかり行っているのに体重が減らない場合を考えてみます。
食べていないのに肥満になったり、食事制限をしっかりしているにも関わらず減量できない。
そうかと思えば、大食いなのに全く太らず、太っても比較的体重のコントロールがうまくできる人(動物)がいるのは何故でしょう。意外に思うかもしれません が、それは体内の老廃物や有害物質を体外に排泄(いわゆるデトックス)する、排泄能力に大きく関係しています。
老廃物や有害物質を無毒化して体外に排泄する経路のどこかがうまく機能していない場合や、体内に取り込まれる有害物質が解毒能力を上回ってしまうと、処理されない有害物質が血中に溢れてきてしまいます。
そのままでは生命維持に不都合なため、とりあえず細胞中の水分含有量を増やして毒物を薄めようとします(これが水太りの真実)。
つぎに、具体的に毒物を捨てる場所を体内に作るということで脂肪細胞の増量がおこります(脂肪組織には脂溶性の有害物質の一時的な貯蔵場所という一面があります)。他に、ゴミ捨て場として重要な場所にマトリックス層というのがありますが、ここでは省略します。
つまり、肥満とは、有害物質が体外に排泄しきれないときに生命維持のために生体がとる苦肉の策なのです。これが、肥満の重要な一面、場合によっては根本的な原因です。やみくもにダイエットをしてもうまくいかないわけです。
当院ではしつこくお話しますが、あらゆる病気の始まりは、老廃物の蓄積ですよと。
まずは排泄治療をしっかり行いましょう。

ドッグフード、キャットフードについて


2013/06/21
動物たちの食事について考えてみよう。
最近のペットフードの質の向上には目覚ましいものがあります。あまりに種類が多すぎて、どのメーカーのフードを選択したらよいのか、迷われる方も多いと思います。各メーカーとも、栄養のバランスを考えて作っているようです。
そこで、皆さんに1度考えていただきたいのは、栄養のバランスって一体何のバランスの事なのだろうかという事。そもそも栄養って何なのでしょうか。
多くの人が、耳にした事のあるビタミンCの話を1つ例にあげてみましょう。
『アメ玉1個にレモン100個分のビタミンCが入っています』という宣伝があります。すると、アメ玉1個口にすれば、レモン100個食べたのと同じ効果が あるように思ってしまいますが、しかし、レモンの木にはビタミンCがなっているわけではないのです。 レモンとしてなるから、ビタミンCが生き生きと活躍することができるわけで、他に無数に含まれるレモンの要素からビタミンCだけが分離されて100個分 あったとしても、それは、生きたビタミンCではなく生命力を失ったビタミンCが100個分あるというだけの話。 100個分のアメ1つよりも、レモン1個かじった方が良いに決まっています。
別の視点から栄養のバランスを考えてみましょう。
食べ物には、体をあたためる物と、体を冷やすものがあるのは、誰もが理屈抜きで、経験上知っています。真夏に鍋物が食べたくなったりは、普通はしませんよ ね。これを食養では陰・陽で表現します。 そして、皆さんが何の疑いもなく信じ込まされている現代栄養学には、全くこの視点が欠落しています。食物を単なる物質として分析し、成分をバラバラにし、 陰陽を無視した上で、それでいてバランスのとれた食事などありえるのでしょうか?
あげくの果てに健康を維持する為には、1日に何十種類もの食品が必要であるとか。

 

まず、栄養素(食物)は、単なる物質ではありません。大気を通して、宇宙から地上にそそがれる天の気と、地球そのものからわきあがる地の気がうまく調和して、形になったものであるという感覚が大切です。
(仙人やヨガの達人は、形になった食物を食べなくても、ダイレクトに天の気地の気を体内に吸収調和できるから、かすみを食べても生きてゆけるのでしょう。)
そして、バランスをとるためには、最低限、水や食べ物に素直に感謝できる心が必要です。その心をもって、食べ物を選択していただけば、自然に陰陽、その他、体が欲している物のバランスがとれるはずです。

 

動物の場合は、飼い主である皆さんが、動物達の食事のバランスを判断しなければならないのですから、 責任重大ですね。食事が原因で健康を害するのは、人も動物(特に飼育動物)も同じです。とくに、飼育動物達は、自分で食事を選択することができません。散 歩中に草や石を食べて、バランスをとろうとあがく事が、唯一、彼らに許された選択になってしまう事もあります。が、彼らの食事のバランスは、皆様のセンス (素直な心)にかかっています。

 

尚、当院では、食事や栄養のバランスに対する皆様の審美眼が、開眼されるお手伝いをさせていただいております。お気軽に御相談下さい。尚、食材やサプリメント、その他、機能性食品に関しては、その子に本当に合っているかをチェックした上でアドバイスさせていただきます。

動物の示す症状は人間の写し鏡


2013/05/28

動物を飼う人間と動物たちは、目には見えませんがエネルギー的に深いきずなでつながっています。

どちらかの不調和は必ずもう一方の不調和の原因となります。

なかなか改善しない症状や命にかかわる重い病気になってしまった動物たちが、本来の健康で幸せな状態を取り戻すためには、かかわりの深い人間の側も精神的にも身体的にもまるごと健全でなければなりません。

動物の示す症状は、人間の写し鏡なのです。

そこで、当院では動物たちには体に優しい自然療法による手当を自然療法専門の獣医師としての立場から行い、さらに希望があった場合には自然治療家、研究家 としての立場から飼い主の方自身の為の健康法をお手伝いさせていただき、さらに生活環境そのものの磁場が悪い場合には環境生物学的な立場から改善策を提案 し、動物たちにかかわる全部を調和の方向に向かうお手伝いをしたいと考えております。

そして、その調和の波で自分たちだけでなくかかわりのある全てを包みこんでゆき、気がつけば自分の周り、さらには地球まるごと調和していた。そんな妄想とも思われてしまうかもしれない大いなる希望をいだいて、皆さんとのかかわりを持っていきたいと思います。

物質的なものの見方だけでは物事の本当のことは見えてきませんし、病気の本当の原因とその意味、解決法を知ることはできません。

観の目つよく見の目よわく。

目には見えない場で起きていることの方が、目に見える世界に及ぼす影響は大きいものです。

ただ、現代の科学技術がそれを証明できる水準にまでは進化していないのと、人の感性が退化してしまっただけなのです。

検査に次ぐ検査で症状に対して病名を下すことに力を入れるのではなく、
なぜその症状があらわれて、どうすればその症状が存在する意味がなくなるのかを皆さんと一緒に考えてゆくことにこそ意味があるのではないでしょうか。

最後になりますが、おおむね以下の五つを柱に診察、治療を行っております。

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